「コピック」の番号の意味知ってますか?

画材の世界

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キャラクターイラストにおいて、「コピック」はとても有名な画材ですが、まだよく知らない人向けに、コピックの説明を、色彩学のお話を簡単に交えてお話させていただきます。

コピックの基礎知識

コピックは、.Too社が作っている、カラーマーカーです。

その中では、「コピックスケッチ」「コピックチャオ」のタイプが有名です。

両者の違いは、「ペンのデザイン」「金額」「インクの量」「色の数」が異なることです。

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「コピックスケッチ」
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「コピックチャオ」

コピックスケッチ」は全358色(1本380円)

コピックチャオ」は全180色(1本250円)

結構、高額な画材です。コピックスケッチを全色揃えようとしたら、単純計算すれば、136,040円(+税)かかってしまいます。

実際は、似たような色が結構あるので、全色コンプリートしている人はあまりおられないと思いますが。

さて、あと特筆すべきものは、各写真の下側のペン先、「スーパーブラシ」という名前ですが、柔らかくて、力の加減で太さの強弱が出せます。

 

コピックの色番号 その1

さて、コピックは、一本一本に、「色番号」と「色名」が記されています。

ここで、色を管理、そして使用する時の指針になるのが「色番号」です。

以下、「色番号」の説明をしていきたいと思います。

コピックの色番号の法則

まず、コピックの色番号は基本的に以下の画像のような法則で記されています。

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図1

さて、この法則をよく理解するために、「色彩学」について少しだけお話ししたいと思います。

 

色彩学(簡単に)

明度

まず、「明度」というものがあります。これは、その名の通り「色の明るさ」を数値化したものです。

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図2

究極の明るい色は「白色」で、究極に暗い色は「黒色」ということになります。

彩度

今度は、「彩度」という指標です。

名前の通り、「色彩の鮮やかさ」を数値化したものです。

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図3

高いほど鮮やかに、低いほど無色になっていきます。

明度+彩度

明度は色の明るさ彩度は色の鮮やかさでした。

それを踏まえて、この2つの指針を合体させたものがこれです。

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図4

上方向に行くほど明るくなり、右方向に行くほど色鮮やかになります。

これがまず、「明度」と「彩度」の考え方です。

色相

最後の指針が「色相」です。これは何かというと、単純に「赤」とか「黄色」とか「緑」とか「青」など、一般的に「」と呼んでいるものを指します。

前述の図4の「彩度」の最大値の色は「赤」ですよね。

ということは、「黄色」の図4のグラフ、「青」の図4のグラフと、色相の数だけ図4のグラフが存在することになります。

まとめ

「明度」「彩度」そして「色相」を簡単に表したものがこちらです。

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図5

これは、デジタルイラストを描く時に登場する色を指定するためのカラーサークルです。

まず、「色相」の円の中から欲しい色を選択します。

次に、「明度+彩度」の3角形から最終的に欲しい色を選択する方式になっています。

さて、これで「全ての色」は「色相」「明度」「彩度」の組み合わせで表せることができることがお分かりいただけたのではないかと思います。

 

コピックの色番号 その2

さて、以上を踏まえて、コピックの色番号はどうなっているのか、改めて見てみましょう。

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まず、「色記号」ですが、これは先述の「色相」に当たります。

色記号は、

  • V(紫)
  • RV(赤紫)
  • R(赤)
  • YR(オレンジ)
  • Y(黄色)
  • YG(黄緑)
  • G(緑)
  • BG(青緑)
  • B(青)の9つの色相に分かれています。(さらに、R、YRの中からE(茶色)がピックアップされています)

次に「色系統番号」ですが、これは「色番号」の中をさらに細かく分類したものです。(ここはちょっとアバウトなのですが、「色相」もしくは「彩度」を表しています)

最後に「明度の番号」はその名の通り「明度」です。数字が小さいほど(最高で「000」)明るく、大きいほど(最高「9」)暗い色になります。

その他の色番号

  • N」…ふつうのグレー
  • C」…ちょっと寒色寄りのグレー
  • W」…ちょっと暖色寄りのグレー
  • T」…Nとはまたちょっと違うグレー
  • F」は蛍光色
  • 100」「110」はブラック
  • 0」は透明(カラーレスブレンダー)、他の色をぼかすなど、いろいろな使い道があります。

 

より深くコピックを知りたい方は、

コピックの公式ホームページ

 

最後に

コピックと色彩学の一部について取り上げてきました。いかがだったでしょうか。

ちなみに、お試しでコピックを買うなら、「明るい色」を買うことを強くお勧めします。

「明るい色」なら、グレデーションしたり、重ね塗りしたり、ぼかしたり、などいろいろな塗り方を試すことができます。

それでは、これで以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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